U-NEXTやHuluなどの動画配信サービス(VOD)が普及しつつありますが、
「車の中でも動画配信サービスって視聴できるの?」
「SDカードやDVDなどのメディアを車内に放置して壊れた」
「車の中で、子供に動画を見せたいんだけど…」
こんな風な考えや悩みを持っているかと思います。
実際のところ、車の中で動画配信サービスを視聴することは可能なのでしょうか?
可能な場合、どういった条件であれば視聴ができるのでしょうか?
今回は車の中で動画配信サービスを視聴する方法について解説したいと思います!
車で動画配信サービスを楽しむ方法

ズバリ結論から言うと、Amazonの「Fire TV Stick」をカーナビに繋げば、車の中でも動画配信サービスを視聴することができます。
もちろん、事前に動画配信サービスへの入会とWi-Fiなどのネット環境を整える必要があります。
一般的に市販されている自動車は、カーナビに映像などを外部入力する端子があるので、そこにFire TV Stickを装着すれば外部映像を(VODなどの動画)映し出すことが可能です。
(車種やナビによっては装着不可な場合もあります。)
しかしレクサス車に限っては純正のカーナビの特性上、映像を外部入力することができず車内で動画配信サービスなどの映像を楽しむことはできませんでした。
そこでレクサス車の純正カーナビでも映像入力ができるよう、ビートソニック社が、レクサス向け純正モニターに動画配信サービス(デジタル映像/HDMI)を外部入力できるようにする、インターフェイス「HVXシリーズ」を発表しました。
カーストリーミングで使えるAmazon「Fire TV Stick」
Amazon「Fire TV Stick」アプリがある動画配信サービスまとめ
ほぼすべての動画配信サービスがAmazon「Fire TV Stick」アプリが配信されています。
サービス名 | 月額料金(税抜) | 無料期間 | 詳細 |
---|---|---|---|
![]() | 1,990円+毎月1200P配布 | 31日間 | |
![]() | 4,900円 (年会費) 500円 (月額プラン) | 30日間 | |
![]() | 1,026円 | 14日間 | |
![]() | 500円 | 31日間 | |
![]() | 1,026円 (動画見放題プラン) | 30日間 | |
![]() | 400円 | 31日間 | |
![]() | 888円 | 2週間 | |
![]() | 1,017円(税込)※ | 2週間 | |
docomoユーザー 980円 docomoユーザー以外 1,750円 | 1ヶ月 | ||
![]() | 1,922円 | 30日間 | |
![]() | 500円 | 14日間 |
※iTunes Store決済でParaviベーシックプランに契約した場合の月額利用料金は1,050円(税込)です
HVXシリーズとは
HVXシリーズとは、オーディオ機器の専門メーカーであるビートソニック社が開発した「レクサスの純正カーナビでも外部映像を映し出すことができる映像インターフェイス」のことです。(正式名称:レクサス向けデジタル映像インターフェイスHVXシリーズ)
このHVXを車内に搭載することによって、ミラーリング用の機器(お手持ちのスマートフォンやタブレット端末)で、動画やアプリの映像などを純正モニターに映し出すことが可能になりました。
純正スピーカーから音声も流れるので、迫力ある音質と映像を車内でも楽しむことができます。
ただ、このHVXシリーズはレクサスの全ての車種で搭載可能な訳ではありません。
HVX対象車種
HVX-L01
RX270/RX350/RX450h(H21/1~H24/4)
HVX-L02
CT200h(H23/1~H24/8)
HS250h(H21/7~H25/1)
HVX-L03
NX200t/NX300/NX300h(H26/7~H29/9)
価格
4万5,000円(取付工賃、別途必要な場合あり)
車で動画配信サービスを楽しむための用意・注意すること
Wi-Fi環境など、ネットの環境を整える必要がある
ネット回線が悪い地域(山奥やトンネル)では映像が乱れる可能性がある
HVXシリーズに関しては費用が高い
HVXシリーズを使ってレクサスの純正カーナビで映像を楽しむときも、レクサス車以外の車内で映像を楽しむときも、ネットの環境を整えることは必須です。
車内で映画やドラマなどを楽しもうと思ったら、4G回線では通信容量に限界があります。ポケットWi-FiやデザリングなどしてWi-Fiの環境を作ることが必須だといえます。
HVXシリーズを搭載することにより、レクサスの純正ナビで映像が楽しめるようになったものの、搭載できる車種が限られているので事前に確認が必要です。
車で動画配信サービスを楽しむためのまとめ
Amazonの「Fire TV Stick」を繋げば、車内でも動画配信サービスなどの映像を楽しむことができます。
しかしレクサスに限っては、純正カーナビにFire TV Stickをつなげる仕組みがありません。
そこで今回新たに登場した「レクサス向けデジタル映像インターフェイスHVXシリーズ」を搭載すれば、Fire TV Stickが繋げるうえに、ミラーリング機器(スマホ・タブレット・ゲーム機器など)を繋げて車内でも、映像を楽しめるようになりました。
車内でも動画や映像を楽しめるようになったことで、車内のエンターテイメント空間がより充実したものになるはずです。
とは言え、運転中の動画視聴は厳禁です!
安全な場所や安全な環境でぜひ動画を楽しんでくださいね。
安全な場所や安全な環境でぜひ動画を楽しんでくださいね。