Huluをテレビで観るのに安上がりな方法を調べました。
Huluをテレビで視聴する方法は4つあります。
中でもHulu視聴におすすめなのは、メディアプレイヤーのChromecastです。
なぜなら、最も安上がりでお手軽操作&接続、それにコンパクトで置く場所を取らないからです。
この記事ではHuluをテレビで観るための接続機器の詳細、接続方法をぎゅっと1Pにまとめました。
すでに、接続機器を持っている方もこれから購入を考えている方も、どちらもぜひ最後まで目を通していってください。
またこの記事では分かりやすく説明するため、以下のことを前提として話を進めています。
Huluにまだ入会していない方は、入会を済ませてからこの記事を読んでくださいね。
Huluについてはこちらで解説中!
・お手持ちのテレビにHDMIポートがある(ここ10年で購入したテレビならたいていある)
・ご自宅にインターネット環境(有線・無線Wi-Fi)がある
目次
メディアプレイヤー(Fire TV Stick、Chromecastなど)なら今あるテレビがスマートテレビに!
Amazon Fire TV Stick
Apple TV
AQUOS ココロビジョンプレーヤー
Chromecast【おすすめ】
J:COM LINK
KDDI(au)セットトップボックス
Panasonic セットトップボックス
PIXELA 4K スマートチューナー/PIXELA Smart Box
メディアプレイヤーとは、「お手持ちのテレビに接続するとスマートテレビになる機械」です。
メディアプレイヤーは各メーカーが販売しており、それぞれ特徴が異なります。
例えば「Apple TV」は、iPhoneやiPadの動画や音楽をそのままテレビに映せるのでiOSを利用している方にぴったりです。
メディアプレイヤーの形はUSBサイズから、手のひらサイズの箱型までさまざま。
後述のブルーレイレコーダーほど場所を取らず、コンパクトで配線も簡単なのでおすすめです。
Huluをテレビで映すメディアプレイヤーは対応機種が多いので今回は、コンパクトで利用がしやすい「Amazon Fire TV Stick、Chromecast」をご紹介します。
Amazon Fire TV Stickはコンパクトサイズで操作感も◎
Fire TV Stickとは、Amazonが販売しているメディアプレイヤーです。
サイズはUSBほど、テレビに接続すればインターネット経由で動画配信サービスが楽しめます。
Fire TV StickはHuluに限らず、ほとんどの動画配信サービスに対応しているので買っておいて損はありません。
編集部スタッフはAmazon Fire TV Stickの姉妹品・Fire TV Cubeを使っていますが、「音声認識で起動操作ができる」ところが便利だそうです。
Amazon Fire TV Stickの接続方法
- Fire TV Stickを付属のケーブルを使いコンセントと電源アダプタにつなぎ、コンセントに挿す
- Fire TV StickをテレビのHDMIポートに挿す
- リモコンにバッテリー(電池)を入れる。
- テレビの電源を入れ、リモコンで正しいHDMI入力に設定する
- Fire TV Stickの初期設定が始まるので、画面の指示に従い進めていく
- Huluアプリを見つけダウンロードすれば完了!
【おすすめ】Chromecastはスマホを使って簡単操作
Chromecast(クロームキャスト)とは、Googleが販売しているメディアプレイヤーです。
今回ご紹介するHuluをテレビで観る方法の中では、最も安く購入できる接続機器です。
先ほどのAmazon Fire TV Stickと似ていますが、Chromecastは「スマホの映像をテレビに映すミラーリング機能」なので少し異なります。
そのため、Chromecastを使うにはスマホ(もしくはタブレットやパソコン)が必要です。
スマホをいじりながらテレビを視聴したい方は、別の視聴方法がよいでしょう。
Chromecastの接続方法
今回はスマホを例にご紹介します。
しかし、ミラーリングはタブレットやパソコンからもおこなえます。
- HuluとGoogle Homeのアプリをスマホにダウンロードしておく
- ChromecastデバイスとUSB電源ケーブルを接続
- テレビのHDMIポートにChromecastを接続、電源ケーブルをコンセントに挿す
- Chromecastの画面に沿って設定、テレビ画面に番号が表示されたら後で使用するのでメモをとっておく
- Bluetoothをオンにして(設定画面で確認できる)Google Homeのアプリを開くメッセージに従って操作
- Wi-Fiの設定をして、Chromecastの設定は完了
- スマホでHuluを開き、スマホ右上にミラーリングマークをタップすればテレビでHuluが視聴できる!
ブルーレイレコーダーはBlu-rayディスクや衛星放送チューナー付きなどさまざま
2016~2020年発売した対応モデル
※Panasonic が2016~2020年発売したブルーレイレコーダーの中には、Hulu非対応のレコーダーもあります。
詳しくは、お手持ちのブルーレイの取扱説明書、公式サイトをご確認ください。
ブルーレイレコーダーは、機種によってさまざまな機能があります。
例えば、衛星放送が視聴できるものや地上波の番組を好みに合わせて録画してくれるものとさまざまです。
現在Huluに対応しているレコーダーはPanasonicとSony ブルーレイプレーヤーのみです。
しかし、Sony ブルーレイプレーヤーは2020年7月24日から利用できなくなります。
Sony ブルーレイプレーヤーでHuluを視聴していた方は、Fire TV Stickなどを購入し視聴しましょう。
ブルーレイレコーダー接続方法
Panasonicのブルーレイレコーダーは数が多いため、機種によって接続方法が異なります。
今回は「ディーガ」の接続方法をご紹介するので、詳しくはお手持ちの機種の接続方法をご確認ください。
※「Huluをテレビで観るための接続方法」を紹介しているので、録画の設定やチャンネル設定などは省きます。
- B-CASカードをスロットに差し込む(視聴録画用は1、録画専用は2)
- HDMIケーブルでテレビとハードディスクレコーダーをつなぐ
- ネットワーク接続をするため有線LANをブルーレイレコーダーに挿す
- リモコンに電池を入れておく
- 電源コードと本体を接続、コンセントに挿す
- ブルーレイレコーダーの電源を入れ、画面に沿ってテレビの設定を行う
- LANケーブルに接続されているので、自動でネットワーク設定がすむ
- ホーム画面から「アプリ→Hulu」を選択、ログインすれば完了!
スマートテレビは周辺機器いらずでHuluが楽しめる
PIXELA テレビ
SHARP テレビ
Sony テレビ
TCL テレビ
東芝テレビ
LG テレビ
FUNAI テレビ
Hisense テレビ
(そのた視聴可能なテレビ)
LIXIL 浴室テレビ
Rinnai 浴室テレビ
SiTV
※こちらは、テレビのシリーズ名です。そのため機種によっては対応していないことがあります。詳しくはお手持ちのテレビの公式ホームページや説明書をご覧ください。
スマートテレビは周辺機器なしで、Huluなどの動画配信サービスが視聴できるテレビです。
インターネットに接続して、動画やネットサーフィンを楽しむことも可能です。
メディアプレイヤーがいらないのでテレビの周りやお部屋もすっきりします。
ただし、大型のスマートテレビは高価で場所をとるので、購入前にはご家族に相談、設置場所を決めるなど事前準備を行いましょう。
スマートテレビの接続方法
スマートテレビはいろいろな機種があります。
今回はTOSHIBA [REGZA] X930シリーズの接続方法を例としてご紹介します。
あくまで設置例なので実際に接続する際にはお手持ちのテレビの説明書や公式ホームページをご確認ください。
※今回はHuluを視聴する方法なので、テレビの組み立てや地上波放送の設定方法は省いています。
- 組み立て、終わったテレビのネットワーク接続をする
- 無線LAN(Wi-Fi)と有線LANのどちらかを選び、画面に沿って設定をすすめていく
- インターネットに接続し、ネットワークの利用設定を行う
- インターネットの利用設定として、暗号方式と通信機能を設定する
(『暗号方式AES、構想通信機能を使用する』が東芝公式では推奨されています) - プロキシサーバー設定、接続などを画面に沿って設定していく
- ネットワーク接続テストを「インターネットに接続できました」と表示されば問題なし
- リモコンの「みるコレ」ボタンから、Huluを選択して完了!
Play Station 4(ゲーム機)でもHuluは視聴可能

ゲーム機、PS4(PlayStation 4、プレステ4)でHuluは視聴できます。
ご自宅にすでにPS4がある方なら接続の手間や追加の周辺機器がいらずお手軽です。
ちなみにHuluは過去に3DS、PS3、WiiUで視聴できましたが、現在は利用できません。
PS4(PlayStation 4)のHulu接続方法
- 「設定→ネットワーク→インターネット接続を設定する」を選び有線LAN、無線LAN(Wi-Fi)か選ぶ
- 【簡単】を選ぶと標準設定で設定が進むためおすすめ
- ホーム画面から「PlayStation Store」を選択
- Hulu公式アプリを選び、ダウンロード
- Huluが視聴できます!
Huluの視聴で最も安いのはChromecast
これまでHuluを映す接続機器をいろいろ紹介してきました。
数が多いとどれがよいか迷ってしまいますよね。
編集部のおすすめは「Chromecast」です。
以下はHuluをテレビに映すときに必要な周辺機器の、おおよその値段です。
・Chromecast:3,000円~【おすすめ】
・セットトップボックス:8,000円~
・ハードディスクレコーダー:10,000円~数十万円
・スマートテレビ:15,000円~数十万円
・PS4:40,000円~
※2020年6月調査
今回の調査でChromecastが最も安くHuluをテレビで視聴できると分かりました。
そのため、安さだけを求めるのであればChromecastがおすすめです。
ただし、Chromecastは利用の際にスマホやタブレットなどのテレビ以外の端末が必要です。
普段からスマホをいじりながらテレビを観ている方は、2番目に安いFire TV Stickもおすすめです。
Huluがテレビで映らない?原因と対処法
ここからは、Huluがテレビで映らない、急に映らなくなった時の原因と対処法をご紹介します。
キャッシュがたまっているせいかも…
長年スマートテレビ、スマホを使っているとキャッシュがたまり動作が鈍くなる、固まることがあります。
キャッシュはインターネットやHuluを快適に観るために必要なものですが、たまりすぎると不具合が発生します。
キャッシュの削除方法はお手持ちのデバイスによって異なります。
詳しくはお手持ちのデバイスの公式サイトや説明書をご参考ください。
たいていの場合スマートテレビ、スマホは「設定→ストレージ」でキャッシュの削除がおこなえます。
デバイス、周辺機器を再起動してみよう
スマートテレビ、スマホや通信機器の再起動を行いましょう。
再起動はデバイスによって異なるので、詳しくは公式サイトや説明書をご参考ください。
再起動の方法の一例
- デバイス、モデム、ルーターの電源を切って、コンセントを抜いて1分放置
- デバイス、モデム、ルーターをそれぞれ1分ごとに差していく。
- すべてさし終わったら改めてHuluにアクセスする。
接続コードがゆるんでいる
意外と多いのがこの原因です。
一見挿さっているように見て、抜けていることもあるので抜き挿ししてみましょう。
また、コードのゆるみを確かめるときは念のためデバイスや通信機器の電源は切っておきましょう。
有線LANの方が無線LAN(Wi-Fi)より安定する
無線LAN(Wi-Fi)が弱くなっている、うまく届いていないなどの原因からHuluがうまくテレビで視聴できないのかもしれません。
他の家電からの電波干渉を受けている、壁などがありうまくWi-Fiが届いていないなどが考えられます。
有線LANの方が、通信が安定しているので一度試してみましょう。
通信機器のトラブルかもしれない
「回線が古く大容量の動画を視聴できない」などいろいろな原因が考えられます。
Huluでは以下の推奨速度を下回ると、「快適に動画が視聴できない可能性がある」と明記しています。
スマートフォン/タブレット:下り3Mbps
テレビ/ブルーレイプレーヤー/ゲーム機/メディアプイレーヤー:下り6Mbps
通信速度計などを使い、確かめてみましょう。
快適にHuluを視聴するには古い回線を取り換えるなどの対策が必要です。
また、ひとりでは解決がむずかしい場合にはお使いのプロバイダやお近くの電気屋さんに相談してみましょう。
また、こちらの記事ではHuluが映らなくなった時の原因や対処法をまとめています。
テレビ以外の対処法も広くとりあつかっているので、Huluが映らず困っている方はこちらも参考にしてください。
その他Huluでテレビを視聴するときによくある質問
最後にこれまでの章では紹介しきれなかった情報を質問形式で短くお伝えします。
- ダウンロードはできますか?
- できません。
ダウンロードはスマホ、タブレットのみです。
- 録画はできますか?
- できません。
Huluの禁止事項の中に、「本コンテンツのコピー、複製、複写」があるためやめましょう。
- Huluストアの作品はテレビで視聴できますか?
- 視聴できます。
- リアルタイム配信はテレビで視聴できますか?
- 視聴できます。
- テレビで視聴する際にHuluの画質を変更したいのですが、どこで変更できますか?
- 画質は変更できません。
画質の変更ができるのは、スマホ、タブレットやパソコンのみです。
ブルーレイレコーダー
スマートテレビ
Play Station 4